わかりやすいプレゼン・ダイマ資料を作るために試行錯誤した話
はじめに・この記事について
どうもこんばんは。
突然ですが、私は3年半ほど前からニコニコ動画に「シンデレラガールズの声優を紹介する動画」というスライドショー形式(?)のプレゼン動画シリーズを投稿しています。
イラストの才能も、音楽の才能も、SSを書く才能もない私が「アイドルマスターシンデレラガールズ」という大好きな作品の魅力を少しでも世に広めるために出来ることはないだろうか
…と若干こじらせつつ考えた結果生まれた動画なのですが、ありがたいことに毎回多くの方々に見て頂けているようです。
しかし、この動画を作り始めた当初私はプレゼン資料を作成した経験すらなく、デザイン面に関してもド素人な凡人のため何をどう作れば正解なのか…と悩みに悩んでいました(悩むのは今もですが)。
そこでこの記事では、私が資料を作るために試行錯誤してきたことと私が考えるわかりやすいプレゼン・ダイマ資料とはどういうものか(いやそもそもダイマ資料ってなんだよ…って方は参考画像がたくさん出てくるので是非ggってみてください)を、過去に作成してきた資料を見ながら勝手に私見を述べていきたいと思います。
この記事が少しでも作品・声優・アイドル等のプレゼン・ダイマ資料作成の手助けになることを願いつつ以下に続きます。
2014年5月2日投稿分
まずは2014年5月2日投稿の1作目から見ていきます。
工夫した点
- 声優さんのプロフィールと演じているアイドルが一目でわかるような構成を目指した
- 画面を3つに分割し、左側にアイドルについての情報、右上に声優さん本人についての情報、右下に声優さんの出演作品を配置し、それぞれの情報を確認しやすくした
反省した点
- 背景が黒で色味が薄いとなんとなく寂しい感じがする
- 右下のキャラクターのサイズがまちまちで見辛い
- 声優さんの名前を縁取り文字で表示したのはデザイン的に失敗だった
- そもそも情報量が少なくあまりプレゼンになっていない
結論
- 見づらいしパッとしない
2014年11月23日投稿分
改善した点
- 声優さんの名前を縁なし文字で表示、読み仮名も新たに記載
- 背景色を属性ごとの色に変更して色味を出した
- 右下のキャラクターのサイズをなるべく統一
反省した点
- 相変わらず情報量が少ない
- 色々なフォントを使いすぎて画面に統一感がない
- 画面右に次のスライドまでのタイマーを設置したがわかりづらかったため即廃止
結論
- まるで成長していない…(AA略 しかし全体的に多少見やすくなった気はする
2017年3月3日投稿分
(この間にもいくつか動画を投稿していますが割愛します)
改善した点
- 今までの反省点を踏まえつつレイアウトを一新
- 画面全体をさらに明るくし、フォントにも統一感を持たせた
- 声優さんのプロフィールや出演作品などの情報を増やした
- TVアニメ放送に伴い、アイドルの画像はゲーム版とアニメ版を並べて表示
反省した点
- 出演作品欄がスペースをとりすぎ&視覚情報が多すぎる
- アニメに出演していないアイドルもいるので人によっては中央下に謎のスペースが出来てしまう
結論
- 資料と呼べるレベルのものにはなったと感じるが情報過多で見づらい
- いずれにしてもデザイン性は皆無
2017年11月1日投稿分
改善した点
- せっかく動画形式で公開しているので映像とあわせて紹介することにした(画面右上)
- それに伴い再びレイアウトを一新、更に見やすい資料にするため画面全体を明るくするよう心掛けた
- 背景(ゲーム画面のスクショを拝借&加工)や各パーツにデザイン性を持たせ、全体的に丸みのある画面構成で親しみやすく
- 出演作品は2キャラのみに減らし、空いたスペースに文字を読みやすく配置
- アイドルの画像はゲーム版(カード)、ぷちデレラ、ダイスDEシンデレラを並べて表示し不自然なスペースを生まない配置に
反省した点
- 白地に白い文字は縁取りをしていても画面が小さくなると読みづらくなってしまう
結論
- 全体像は良くなったが視聴環境によっては文字が読みづらい
まとめ
試行錯誤を重ね、つい先日作成した資料がこちらです
いかがでしょうか…?
初めて作成したものと比べるとなかなかわかりやすいプレゼン・ダイマ資料になったと思うのですが
私は今のところこれで満足なのですが、投稿後しばらくしてから見直すと「ここはこうすれば良かったな…」とか「ここは失敗だったな…」というような点が山のように見つかるんですよね(白目)
その反面、作っているうちにデザインのコツが掴めてきたり、時間が掛かっていた作業がすんなりこなせるようになったりとやはり何事も積み重ねが大事なんだなということが実感できました。
センスのある方はきっとここまで時間を掛けずにもっと優れた資料を作ることが出来るはずなので皆様も是非AviutlやGIMP等のソフトを活用してプレゼン・ダイマ資料を作りましょう。
総括
- 読みやすくすることを第一に心掛ける
- 遠目から見てもわかりやすいレイアウト、明るさ、色使いを重視
- メリハリをつけつつ統一感のある画面にする
- 親しみやすいデザインとは何かを考える
- とにかく試行錯誤あるのみ
とまぁ僕が感じたのはこんなところです。皆様も自分自身が思うコツや良い方法を作業の中で見つけて下さればと思います。
記事は以上となります。ここまでお付き合い頂きありがとうございました!
(※著作物を無断で使用し公開することは本来アレなので、良い子はマネしないかバレないようにこっそりやろうね)
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前日の担当はtiny_berry_氏で『アイドルという存在と橘の未来についての偏見』
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